2010年にディズニープリンセスの一員となった、ラプンツェル。地面に引きずるほどの長~いブロンドの髪が彼女のトレードマーク!
そう、これ、映画「Tangled/塔の上のラプンツェル」のお人形なんです。
いやー、可愛らしいですよねえ。大人のわたしから見ても、よく出来ているなあ、と思います。
実はですね、これと全く同じものを娘用に、2015年1月末にオーダーしているんですよねえ。オーダーのタイミングから考えて、バレンタインデーの特別プレゼントだったみたいですね。
このお人形の髪、引きずるまでではないにしろ、十分な長さがありますし。こう、淡く輝くサラサラのブロンドがね、まさにイメージ通りのラプンツェルなんですよ!
しかも、緑の瞳に、そばかす! と来ています。
関節もあって、腕の曲げ伸ばし自由。プリンセスならではのパフスリーブを目立たせるように、こんな風にポーズを取ることも出来るわけですね。
そりゃ、あなた、なかなかの芸の細かさなんですって。
数あるラプンツェルの中で、娘がこのお人形に一際、惹かれた気持ちも分かろうというものです。
そして、時が経ち....
そう、あれから、1年半少しが経過いたしました。

いつの間にか、時は流れて...
あの子、あまりにも気に入りすぎて、いっぱい遊んだんですよねえ。
髪を編んだり、解いたり。
他のディズニープリンセスのお人形とティーパーティーやら、ビューティーサロンごっこやら。
とにかく、どこへ行くのにも、このランプツェルを連れて歩いて。
お友達にも、「ほら、見て見て」と自慢げに見せてあげて。
なのに、どういうわけか、いえ、それ故にと言うべきでしょうか.....。
あの可憐なラプンツェルが。あのラプンツェルの輝いていた髪が。
「やまんば」に変わり果てていたのでした。
うっ、うっ、うっ......!(泣)
いざ、お手入れ方法は
哀しい....
なーんて泣いている場合じゃないんです。これでも、わたし、母親なんですから。
娘のために、どうしたら、このグシャグシャに絡まった髪をオリジナルに限りなく近い形までに整えることができるのか、艶を取り戻すことが出来るのか、と調べに調べてみたところ.....
こんな方法を見つけました!
★衣類用柔軟剤を5:5の割合で薄め、その液をお人形の髪にスプレーした後に髪を丁寧に梳かしてあげる。
もしくは、
★衣類用柔軟剤を薄めた液の中に1-2時間ほど浸けた後で、髪を軽く絞り、梳かしてあげる。
これ、ラプンツェルのみに限らず、各種アニメータードールやおもちゃの馬毛にも共通して使えそうですよ。
参考にするサイトによっては、柔軟剤と水の割合が若干変わることはあれど、「衣類用柔軟剤」を使うこと、髪に付いた柔軟剤は「洗い流さない」ことは、いずれにも共通したポイントのようです。
あと、梳かすときは、毛先から先に行うとのこと。その後で、少し上の毛をまた毛先に向かって丁寧に梳かしていく。
そこは、人間の場合と同じ要領ですね。
どのやり方を見てみても、手強いボサボサや絡まりは2回ほど工程を繰り返すことで何とかなるようですが、如何せん、娘のラプンツェルのように、すでにやまんば状態に陥ってしまうと、うーん、もうどうにもならないようで....。
この工程を2回繰り返してみたのですけどね、哀しいかな、全く歯が立ちませんでした。
絡まるというよりは、チリチリに縮れてしまってますものねえ、残念ですけど。
で、今回、学んだことは、「手遅れになる前に、ささっと対処しよう!」、これであります。
とは言え、さすがにあの可憐なラプンツェルを「やまんば」のままにはしておけないので、最終的にこんな感じで落ち着かせてみましたよ。
そうです、髪をばっさり切ってしまいました!
偶然にも、ストーリーと同じ展開に。あちらは、愛する人を守るため。こちらは、やむにやまれず、です。(笑)
まあ、ストーリーを踏襲する意味でも、ラプンツェルをやまんば、もとい、マザー・ゴーテルから解き放ちたかったんです。ラプンツェルを自由にしてあげようと、髪をさっぱりと短くして軽くしてあげたんですよ、とでも言えば、もっと格好がつくのかな....。
いやいや、いくらなんでも、やせ我慢が過ぎているような?
ま、いいや。正直、どうでしょう、このラプンツェル、多少は見好い状態になってくれていますか?
さすがに王女には見えなくとも、せめて、山賊の娘って感じではないですよね?
ストーリーとは異なり、こちらはブロンドのままですけど。頭頂部の髪も、まだ縮れてますけど....。
でもね、でもね、やっぱり、ラプンツェルは最高に可愛らしい!
意外な後日談
そして、もう一体。
つい先日、娘のバースデープレゼントを購入した際のお話なんですけどね、お店のキャンペーンのおかげで、何と、タダで付いてきたんですよ、このラプンツェル人形!
偶然にしては、ちょっと出来すぎじゃ?な感がありますけどねー、でも、これがまた本当のお話なんですよ。
わたしの「空しい」努力に、神さまが可哀想だなと情けをかけてくださったのかもしれません。子を思う母の「ひたむきな」努力は、思わぬ形で報われることもあるよ、と。(笑)
まあ、このラプンツェル、顔が何となく都会っぽいと言いますか、垢抜けてバービー、もとい、現代風になってしまってますけどね。
ドレス上半身はプラスチックのままですし、腕には関節も付いてませんが、娘は満足しているようです。
いやー、久しぶりに見る、ラプンツェルの美しいストレートヘア。光に反射して、ブロンドが淡く輝いています。(笑)
というわけで、あれですよ!
これからは、二体で一つの「塔の上のラプンツェル」のお話を完成させられそうです。

ランタンが並んで
もちろん、新ラプンツェルの髪のお手入れは、抜かりなくしていきたいと思っていますよ。
今のところは、サラッサラなままのようで、正直、ほっ.....。
おとぎ話は、やっぱり、ハッピーエンドでなければ! ですよね。