ギフテッド チャイルド ジャーナル

ギフテッドの娘と紡ぐ日常は、こんなにも瑞々しい

親が子供にリード?お出かけ時にかわいいハーネスリュックを使う理由

投稿日:

桜に代表される日本の春は、とっても美しい季節ですね。そこから続く秋までのシーズンは、どこの家庭でも何かとお出掛けの機会が増えるはず。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネス 散歩

春、それは、お出掛けしたくなる季節です

ウキウキ、ワクワク、ソワソワ、ドキドキ....

だけならばいいのですが、小さい子と一緒だと、つい、ありませんか?

思わず、「ドキッ」や「ドッキンッ」と、親の血圧が急激に上がる瞬間。

さらさ
わたしなんて、普段は100も行かない低血圧なのに、うわーっ、今、ひょっとして180を超えたんじゃ、っていう瞬間が過去何度もあったんですよ。

せっかくのお出掛け、思いっきり満喫したいのに、この落ち着きの無い子を連れて、いったいどうしたら?!

分かります、分かります。それは、過去のわたし自身の悲鳴でもあります。

そんなわたしがトドラー時代の娘を連れて出掛ける際に使っていたのが、可愛いらしい「ハーネスリュック」という代物です。

アメリカでは当たり前に目にする光景ですが、日本ではまだまだ珍しいもののようですね。

わたしの場合、実物はアメリカで購入したものの、これを一番多く使ったのは、娘と二人で日本に一時帰国している期間でした。日本帰国に合わせて、手に入れた、といった方が正しいかもしれません。

 

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そもそも、ハーネスリュックとは?

巷では、子供用「リード」や「迷子紐」といった名前で呼ばれたりもしているようですが、英語では、やっぱり、「ハーネス」と言うのが一般的かな?

子供が背負えるタイプの小さなリュックサックに紐をくくり付けたスタイルが、「ハーネスリュック」です。

ちなみに、娘に使っていたのが、これ。そのものズバリの代物です。

ズー ハーネス フクロウ/Owlこのとぼけたフクロウの顔がね、何とも可愛らしいでしょう?

ブルーとレッドの鮮やかなコントラストも、何気にお洒落だなと思ったんですよね。

こんな風に、外見はただの子供用フクロウさんリュックサックなんですけど、これ、内側にカチッと取り外し簡単なプラスチックフックが付いていて、子供の胸元で固定できるようになっているんです。

そして、これまた取り外し可能な紐を、リュック底のメタルにカチリと取り付けるという仕掛けです。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネス ハーネスリュック 子供

ハーネスリュックは、こんな仕掛けになっています

実際に着用している画像が数点、下記リンクでご覧頂けますよ。背負ったときのサイズ感や雰囲気、紐を握る親との距離感など、とっても参考になってくれると思います。

  • 凡そサイズ:横:19cm × 縦:24cm × マチ:8cm
  • ハーネス長さ:75cm
  • 素材:ナイロン
  • 対象年齢:1-4歳

 

ハーネスリュックの理由

そんなものをわざわざ購入するのは、なぜ?と聞かれれば、答えは、もう、これしか無いでしょう。

さらさ
我が子の身の安全のため、子供の命を守るためですとも!

 

じゃあ、なぜ、ハーネスリュックなのかと聞かれれば....。

さらさ
そりゃあ、あなた、いかにもペットにリードしています、ってな感じに見せないためですって。いわば、親側の最大限の努力なんですよ。

 

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ハーネス論争: 賛成派?VS 反対派

わたしがこのハーネスリュックを娘に使っていたのは、対象年齢ぴったりの、娘が3歳半~4歳くらいのときですね。

日本での一時帰国中に使ったわけですが、いやー、もう、助かったの何のって。ある意味、娘の命綱みたいなものでした。

でも、今から4年前のことですからね、あれを背負った娘は、どこに行っても目立っていたようです。

脳内キャラさら報道員
日本では、子供用ハーネスの利用に賛否両論があるんですよね。
さらさ
へー、そうなんですか? わたしは、完全に賛成派ですけどね。
脳内キャラさら報道員
ふむふむ?
さらさ
いや、逆に言えば、反対を唱えられるだけの選択肢を持っている方が羨ましいって言うか。
脳内キャラさら報道員
え、それっていったい....?

そうなんですよ、あの頃のわたしには、そんな悠長に反対していられるだけの余裕も、選択肢も無かったんです。

反対派の方の意見なんて、どうせ、こんなものでしょう?

  • 見た目が良くない。犬のようだ。
  • 親が手を繋いでいれば済むことだ。
  • 親がしっかりと目を離さずに、子供を見ていればいい。
ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネス 散歩

え、犬の散歩?

さらさ
賛成派の切実な理由に比べたら、どれも大した言い分ではないですね。

 

だって、ハーネスを利用しなくちゃいけない親の理由は、これですから!

  • 駐車場や道路に飛び出して、車やバイクにぶつかったり、轢かれたりしないように。
  • 急に走って、親との距離が離れてしまったときに、誰かに誘拐されたりしないように。
  • 空港やショッピングモール、テーマパークなどで迷子にならないように。

 

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ハーネスを必要とする子供たち

物事を推し量るのには、誰しもが自分自身の子供時代や我が子に照らし合わせてみるわけで、実際にうちの娘のような子に接してみないと、見えてこない事実というものがあるのかもしれません。

同じ小さな子を持つ親御さんでも、

  • 穏やかな性質の子を授かった。
  • 聞き分けが良く、躾がすーっと入る子を育てている。
  • 常に実家等の助けがあって、大人2人以上で子供を見ている。
  • のどかな田舎で、人口も少なく、滅多に車が通らない地域に住んでいる。

のいずれかに該当する方は、いいんですよ。

こういう親御さんには、ハーネスを使わなければならない緊急性も無いでしょうし、そもそも、必要性すら感じられないでしょう。

ハーネス反対派の方たちの周りにいるのは、まさにそういうタイプのお子さんだったり、そういう環境にいる親御さんたちじゃないのかな?

わたしだって、本当のことを言ってしまえば、ハーネスを使う、使わないの選択肢を持てる立場になりたかったですよ。

でもね、この世の中、そういう躾がすーっと入る子供ばかりじゃないんですよね。親が我が子をどんなに厳しく躾けようと思っても、生まれながらの気質や特質ってものもあるんです。

例えば、ADDADHDのお子さん。

注意欠陥・他動障害」と聞けば、何となく予想がつくんじゃないでしょうか?

片時もじっとしていないんだろうな、静かに待っていることは苦手なんだろうな。一緒にいる親御さんは、さぞ大変だろうな、と。

他にも、うちの子のようなギフテッドの場合。

わたし自身、その頃はまだ、娘がギフテッドなんてことは知る由も無かったですが、娘の落ち着きの無さは十分自覚していて、もしや、これを他動と言うのでは? という疑問がさかんに頭を過ぎっていました。

更紗
実は、ギフテッドの子が一番誤診を受け易いのが、このADHDだと言われています。

 

ギフテッドの子は落ち着きがない

ギフテッドの子の落ち着きの無さは、好奇心が凄まじく旺盛で、とかく自分の周囲に存在する様々なものに気付いてしまうところから始まります。

その鋭い観察眼の下、何か自分の興味を引くものがあれば、そちらに全神経が集中し、それ以外のことが頭から抜け落ちてしまう。

小さな水溜りに反射する木々、茂みにさっと隠れるクモ、クモの巣に降り立った朝露、葉っぱに空いた、いくつもの穴、コンクリートの小さな割れ目を伝う蟻、誰かが落としたゴールドピアス....。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネス 散歩

ギフテッドの子が見る世界は常にきらきら輝いていて

こういったものを次から次へと見つけては、その一つ一つに大げさに反応し、逐一観察しなくては気が済まないのがギフテッドの性分というもの。

その一連の感動の過程で、親に言われていたことをすぐ忘れる。どころか、親が何かを伝えようとする前に、そちらに注意が向いてしまう。

いや、はなから、親の話を聞いていない!

しかも、うちのオータムの場合、親の手を振りほどいて走っていってしまう子ときています。それも、半端ないスピードで。

たかだか3歳、4歳じゃないの、なんてバカにできるものじゃないんです。もうね、大の大人が全力で追いかけないと追いつけないくらいのスピードを出すんですよ。

さらさ
うちの家族なんて、どれだけ走らされたことか....。

この際、明かしてしまいますとね、わたしなんて、今までに娘と手を繋げた記憶なんて、ほとんど無いんですよ。こちらが手を繋ごうとしても、酷く嫌がって振りほどいて逃げていくんです、あの子。

どうしても必要な場合には、親が娘の手首をがっしりと握る、といった構図になります。

さらさ
母と娘で仲良く手を繋いでスキップなんて、わたしにとっては夢のまた夢、幻の世界です....。

 

だからこそ、ハーネスを使いたい

我が子がそういう生まれつきの特性を持っているからと言って、親として躾をしないで手をこまねいて見ているだけ、なんてことは、もちろんないですよ?

子供に躾がなかなか入らなくても、根気よく言って聞かせ、ときには厳しく叱り、ときにはお尻を叩いてでも従わせるようにはしています。

でも、そうしている間も、外出する必要はあるし、一旦外出すれば、自分が子供を全力で守らなくちゃいけないんです。何もスマホ弄りながら、子供そっちのけでふらふら歩いているわけじゃないんですよ。

ならば、結局は、我が子への躾と安全確保を同時進行でやっていくしか無いでしょう、というのがわたしの意見です。

今は、大昔の路地と違って、よっぽどの田舎暮らしでない限り、どこも綺麗に道路が舗装されて車量も比較にならないくらい多いわけで、昔はね....の言い分は、通じなくなってきているんじゃないかしら。

そんな中、そういう手の掛かる子を守り、しかも、周りに迷惑を掛けないようにする、となったら、親はツールを使う以外に道が無いんですよ。

 

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娘の最初の反応

娘本人も、最初はハーネスリュックを嫌がっていました。日本帰国前の1週間で慣れさせる努力をしたんですが、とにかく泣いて嫌がって。

何かを肩から背負うという感触がどうにも気になってしまっていたらしいのと、自分の思うまま自由に行動できないというのがネックだったんですね。あの子、話しながら、ふわふわと踊ったりする子ですので。

でもね、どんなに嫌がられようと、親が折れるわけにはいかないんです。娘の安全がかかっていますから。

ハーネスを利用する人の最優先事項は、ズバリ、交通事故から我が子を守ることだろうと思います。

が、わたしの場合、それ以上に誘拐の可能性の方が怖かったんですよね。広い空港の中をぱっと逃げ出されたら、あの子をすぐに見失ってしまいそうで。

最終的には、娘が泣こうが喚こうが、これだけは譲れない、という親の断固とした態度が通じたのか、それとも、これ無しでは絶対に外に連れて行ってもらえないと学んでくれたのか...。

日本に到着してからですけど、「お外に行きたい」と、自分でハーネスリュックを持ってくるまでなってくれました。

さらさ
いやー、ここまでを分からせるのに、どれほど大変だったことか....。正直、犬の方がよっぽど聞き分けがいいんじゃないかと。
ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネスリュック お散歩 お出掛け

仔犬と子供、どちらの方が聞き訳がいい?

 

ハーネス着用時の周りの反応

繰り返しますが、わたしが日本でハーネスリュックを使ったのは、4年前の2013年のこと。日本のお店では、ほとんど見かけない頃でした。

それだけに、誰にとっても、娘が背負った紐付きフクロウリュックは、相当、珍しい光景だったようですね。至るところで、娘のハーネスリュックに対する反応がありましたよ。

さらさ
かねがね、否定的でしたけどね...。くぅーっ。

 

成田空港では

まずはしょっぱな。日本入国後、成田空港で移動バスを待っている最中のこと。

周りのみなさんがわたしたち親子を遠巻きにしながらも、視線だけはちらちらと娘に向かっていました。

誰も何も言わなかったですけどね、よっぽど奇異に映っていたのでしょう。

そういう周りの視線には気付いていても、なーんにも思わなかったわたし。だって、機内でCAの真似をする娘を追っかけ回した後で、すでに疲れ切っていましたもの。

さらさ
10数時間あった飛行中、わたしが座っていられたのは、たった3時間...。

そんな状況で、手荷物いっぱい抱えたまま、空港内で娘を捕まえに走るなんて、もうね、冗談じゃありませんよ、と。

 

実家近くでは

毎日、宿泊先の姉妹宅と実家とを徒歩で往復していたわたしと娘。

当時、中学生だった姪が、「クラスの子がオータムを見かけたみたいで....」と前置きをしつつ、教えてくれたのは。

さらさ姪
アメリカから遊びに来てる従妹って、いつも繋がれている、あの子でしょ、だって!
さらさ
つ、繋がれている?!

 

いや、それじゃあ、まるで虐待されてる子みたいなんですけど?!

 

買い物先で

とある日の午後、ハーネスリュックを背負った娘を連れてショッピングセンター敷地内を歩いていると、反対側から歩いてくる年配のご夫婦が。年齢は、多分、60代くらいかな?

すれ違いざまに、ご主人の方が娘に顔を向けて。

通りすがり
わんわん!

わたしも大人ですからね、そこは何も言わず、そのままやり過ごしましたが、内心はこうでしたよ。

さらさ
放っとけ!

 

わたしがそれでも使い続けた理由

そんな笑うに笑えない、ほろ苦い経験をしようとも、わたしがあのハーネスリュックの使用を止めるなんてことは、決してありませんでした。

だって、娘の命の方がずーーーーっと大事だもの。娘の安全が大事。娘の笑顔を守ることの方がずっとずっと大事。

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いつだって、マイペースな娘です

そりゃ、あの子、落ち着きは無いし、面倒くさいし、親の話を聞いてないし、とかく強烈な個性の持ち主で、こちらが振り回されることも多々ありますけどね。

神さまからお預かりした、たった一人の大切な娘なんです。

あの子を全力で守り導き、育てていくのは、親の責任であり、特権だと思っています。

ま、そうは言っても、すれ違いざまに見ず知らずの人間から、「わんわん!」なんてやられた日には、いい気持ちなんてしないですよ。正直、ムッ、としますもん。

でもね、娘のギフテッドならではの特性や、我が家の現状を知らない外野の揶揄なんて、吹けば飛ぶようなもの。まさに、「放っとけ!」です。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル リード 迷子紐 ハーネス 散歩

大切な我が子を守るために

トドラーと呼ばれる、2歳、3歳、4歳の子供たち。

自宅を飛び出せば、そこから続く世界は広く、果てのない未来へと繋がる可能性に煌いて見えます。

でも、実のところ、その好奇心に導かれた先に待ち構えるものは....?

春も、夏も、秋も、そして冬も、その先には、ただただ我が子の笑顔と笑い声があってくれたら、と親は願うもの。

生命の輝きに満ちあふれ、冒険心いっぱいの、いたずら好きな我が子を守る命綱、それが例え、ハーネスだろうと、親の手だろうと、何があっても絶対に離してはいけない、と思うわたしです。

脳内キャラさら報道員
うわーん、最後の決め台詞、すっごく良かったです!
さらさ
そ、そう....?

 

更紗
あのフクロウさんハーネス、リュックとしての機能面もしっかりとしていて、4年前には緊急用の紙オムツやお尻拭きを入れていたんですよねー。
オータム
しーっ、しーっ!
更紗
娘が7歳半になる今は、ハーネスとしてではなく、小物入れとして使っています。娘のダンスリサイタルの時にメイクアイテムやヘアスプレーなんかを入れたりと、未だ現役なんですよ。

今は、入れている中身の変化に、娘の成長の跡をしみじみと感じています。

 

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