ギフテッド チャイルド ジャーナル

ギフテッドの娘と紡ぐ日常は、こんなにも瑞々しい

ギフテッドの特徴に振りまわされるホームスクーリングな毎日☆後編

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いよいよ、後編。完結編であります!

え、何の話だっけ? と思われた方は、ぜひとも、こちらから前編をご覧になってみてください。

ギフテッドチャイルド。ジャーナル ホームスクーリング 天国
ギフテッドの特徴に振りまわされるホームスクーリングな毎日☆前編

ギフテッドについては、別に書いている記事があったんですけど、今回、急遽変更いたしまして、最近の娘の様子を語ってみたいと思います。 実は、それせざるを得ないくらいに強烈な出 ...

さて、自分のインスピレーションに導かれ、想像力と創造性を駆使してカップケーキ作りを得意顔で終えたオータム。

テンションそのままに、向かうところ敵無しの様相でありました。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル ホームスクーリング カップケーキ 遊び 放課後 ベイキング クッキング

カップケーキ:本人はこんな感じをイメージしていた模様

 

さらさ
ああ、何だか、トラブルが近づいてくる嫌な予感....。

 

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ギフテッドの本領発揮?!

まあ、あれで「おやすみー」となれば、終わり良ければ全て良し。大変な1日だったけど、何とかなってくれたね、となったわけですが。

それで終われないのがギフテッドであり、うちのオータムなわけです。

夕食後、わたしがオータムの洗濯ものの出し入れで行ったり来たりしている間に、あの子、わたしのスリッパに、あるいたずらを仕掛けていました。

何と、その日のカップケーキ遊びで使った生地をスリッパ内側に垂らしてあったんです!

わたしがそれと知らずに、スリッパに足を入れたとたん。

ぐにゅーん!

その瞬間、ぷっちん!とわたしの中で何かが切れました。地が唸るような、低い声が自分の口から飛び出します。

「だから、あれほど、そういうことをするな、って言ったでしょうがっ!」

自分が楽しい、面白いと思っても、相手は同じように思っているのかは分からない。

相手がやめてほしいと言っているのにも関わらず、自分が楽しいと思っていることを相手の気持ちお構いなしに押し付けるのなら、それはもう遊びじゃない。

ただの意地悪で、ただのいじめと一緒なんだと、過去に何度も教えてきたはずなんです。

なのに、これですから。

しかも、あれだけの感情のローラーコースターに付き合わされ、キッチンの片付けもしてあげ、娘の洗濯物を片付けているところに、この仕打ちですか?

生卵の入った生地ですから、ソックス脱いで、スリッパを拭くだけじゃ終わりません。自分の足から、スリッパから、じゅうたんに至るまで除菌する必要があります。

わたしだって、人間です、いくら母親だって言ったって、こんなの冗談じゃない!

ソックスを脱いでいるわたしに先駆けて、夫が「何をしたんだ、マミーに謝りなさい!」と叱ってはくれましたが、あの子自身は自分のしたことをよく分かっていないようでした。

何で、わたし、怒られてるの? くらいの表情です。

それならそれで結構。

娘にとって一番堪える形で、自分のしたことの意味をしっかりと理解してもらうことにします。

 

躾けの方法は

即ち、娘が大切にしているお人形の洋服に同じことをすること。

そうです、本人の見ている目の前で、お人形の洋服に同じ卵生地を垂らしました。

「だめーーーーーっ!」

やめて、やめて、と泣きながら、お人形を取り戻そうとする娘。

「何で? これ、楽しいんでしょう?」

「楽しくない! 楽しくない!」

「何で楽しくないの? ははは、って笑えばいいんじゃないの? 面白いなあ、って言えばいいだけの話じゃないの?」

「だめっ、だめっ、お人形さん、かわいそう!お洋服、汚れちゃう!」

「じゃあ、マミーは? マミーはかわいそうじゃないの? かわいそうじゃなかったわけ? あんなことされて。スリッパの中にわざと生地入れたこと、まだ、ごめんなさいとも言ってもないよね?」

「違うの、そんなつもりじゃなかったの、マミーも笑ってくれると思ったの! 面白い、って言ってくれると思ったの! ごめんなさい、本当にごめんなさい」

「これ、面白い?」と、お人形を見せると、

「面白くない! 面白くない! お人形さん、かわいそう! お願い、返して、返して!」

涙をぽろぽろと流す娘に、ようやくお人形を渡してあげました。

「いい? オータムは遊びのつもりでやったかもしれないけど、相手が嫌がるのなら、もうそれは遊びじゃないの。意地悪になるの。いじめになるの。分かる?

意地悪な子になりたくないでしょう? いじめっ子になりたくないよね? 人の気持ちが分かる、優しい子になりたいんでしょ? だったら、そういうことはもうしちゃダメ。絶対にダメ!」

この間、一部始終を見守っていた夫は静かに言いました。

「気持ちは分かるよ。でも、オータムは人が怒るのを見て喜んでいたわけじゃないと思う。してやったり、っていうつもりもなかったと思う」

そして、娘をバスルームに連れて行きました。汚れたお人形の服を洗わせるためです。

 

嵐が去って

わたし、カーッとなっていたのかもしれません。カーッとなったまま、感情的に叱りつけてしまったのかも....。

ああいうときって、どうすれば良かったんでしょう?

どんな状況にあっても、まずは自分が冷静になれるように、10秒数えて深呼吸してから娘に向き合うべきだったのかもしれません。

あのお人形、2年前のことですが、わたしたちが娘に贈ったクリスマスプレゼントの一部だったんです。当時、どこも売り切れで見つからなくて、わたしが一生懸命、インターネットで探しに探してオーダーしたお人形です。

だからこそ、わたしだって、あんなことをしたくなかった。好きでやったわけではないんです。

ただ、娘が一番堪える形で分からせなきゃいけないという気持ちでいました。

自分のしたことの意味。自分が同じようにやられてみたら、どんな気持ちになるのか、そこの部分をしっかりと把握させる必要があると。

躾をするのに、お尻を叩くことも、タイムアウトも、今のオータムには全く効果が無いでしょう。

口で言うだけでも、ダメ。大人顔負けの議論を展開しては、自分がいかに正しいかを訴えることができる子です。

あの子、天晴れなほどに戦うことに躊躇が無いんです。

だから、その都度、あの子にとって一番堪えることは何かを親が見極めて、そこを攻める、というと聞こえは悪いですが、そこを巧みにつついて、それなりに痛い目に遭ってもらっています。

過去の例では、綺麗なお洋服を着ていた場合には、それを取り上げること。プリンセス気質の娘には、自分をプリンセスたらしめてくれるドレスを取り上げられることが一番堪えたんです。

最近では、土曜日にだけ許されているDVD鑑賞の特権を取り上げたり、大切なお人形を丸1日取り上げて、お人形遊びをさせないようにすること。

今回は、お人形自身に犠牲になってもらいました。果たして、それが正しい、もしくは、賢いやり方であったかどうかは、正直分かりません。

 

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反省ばかり

見れば、娘が洗ったお人形のスカートには、まだシミが残っています。卵が入っていたので、小さな子が気休め程度に洗うやり方では落ちてくれなかったのでしょう。

娘が寝た後で、まだ乾ききっていないスカートをお人形さんから取り外し、今度はわたし自身が手洗いしてみました。普通の石鹸の後に、台所洗剤の2本立てです。

シミのあった辺りをもみ洗いしながら、結局は、こういう結末になるのよね、と....。

と同時に、頭ごなしに叱りすぎたかもしれない、わたしの方がよっぽど意地悪だったかもしれない、と反省し。

どどーんと落ち込み....。

そう言えば、かつて、ギフテッドの専門ドクターに診せたときに言われていたんですよね。

ドクター
ギフテッドの子には、頭ごなしの叱り方をしても、通じないですからね。

 

なのに、今夜のは、どう考えても頭ごなしだったよな。問答無用で怒ったし、罰したし。

どうしてこんなことをしたの?って、まずは聞いてあげるべきだったのかもしれない....。

意地悪だとか、いじめだとか、否定的な言葉を使いすぎたよね? 将来、あの子に、「どうせ、わたしは意地悪だから」って開き直られるようになったら困る....。

本当にどうすれば、肯定的な言葉を使って、しっかりと躾を出来るんだろう? あのとき、どういう諭し方、叱り方をすれば良かったんだろう?

その夜、わたしは一人悶々と過ごし、とにかく自分が言い過ぎたこと、やり過ぎたことについては、翌朝、娘に謝ろうと決めたのでした。

 

2日目:オータム、その理由とは

その翌朝がやって来て、何事も無かったように溌剌としている娘。

おはよう、昨日のことだけどさ、と切り出すわたし。

「マミー、怒りすぎたよね。ごめんね、最初に、何でスリッパの中に生地を入れたのか、ちゃんとオータムの言い分を聞くべきだったと思う」

「いいよ、もう。わたしもごめんなさい」

オータムがハグをくれました。何かあっても、仲直りするときには、こうやってハグをしてくれる娘です。

「わたしね、マミーが怒ってるときの声、好きじゃないな。マミーが怒ってるときの顔もイヤ。今みたいに笑っててほしいの」

こちらの顔を伺いながら、そんな風にぽつんぽつんと話してくれます。

そして、その後、思い切って告げてくれたことに、わたしは言葉を失ってしまいました。

おーたむ
あのね、前にフォニックスで「ck」の音を習ったでしょ? そのときに、「trick」っていうカードがあったの。マミー、それを見て、「はい、これはオータムが大好きなことよ。ちゃんと読める?」って言いながら笑ったの。

だから、わたし、トリックをすれば、マミーがまた笑ってくれると思ったの。昨日、マミーのスリッパにトリックをしたのも、そのせい。マミーが面白いね、ってたくさん笑ってくれるって思ったから....

 

これ、「オセロのチップを根こそぎひっくり返される感覚」と言えば、分かってもらえますか?

一見ばかばかしい娘の言い分ですが、あの子なりにちゃんと筋が通っているんです。それも、記憶の良さを絡めての論理。

その「trick」と書かれたカードを使ったのは、2週間前のことでした。

そのとき、娘はわたしがどんな表情で、どんなことを言ったのかをしっかりと心に焼き付けていたのでしょう。

そして、あの子なりに、その記憶と結びつけてトリック/いたずらを実行する機会を伺っていた。

そもそも、そんないたずらをしたのは、わたしが楽しんでくれると思った、笑ってくれると思ったからこそ。言わば、あれは、あの子なりの愛情表現でもあったと。

前日にわたしが娘を叱ったのは、親を敬うという観点からだけでなく、いえ、それ以上に、他人を傷つけるような子にはなってほしくないからでした。

でも、冷静に過去を振り返れば、あの子がそうしたトリックを行う対象は、常にわたしか夫に対してのみだったんです。

生後1歳過ぎの本当に幼いときから、トリックを仕掛けるのが大好きな子で、わたしも、夫も、脱力しつつも、よく一緒に笑っていたんです。

やっぱり、娘を頭ごなしに叱ってはいけない、そう思いました。

あの子がすることには、少なからず、あの子なりの理由があるのだから。その理由を聞かずして、親の側が一方的に罰してはいけないな、と。

 

3日目:今度こそハッピーエンディング?

翌朝のこと。今度こそは、静かな1日を過ごせるんだろう、そんな淡い期待感を抱いていたのにも関わらず。

それは早々、裏切られることに.....。

だって、わたしのスリッパが見当たらないんです!

さらさ
あれ? どこかに脱ぎ忘れた?

 

探しても見つからず....。ああ、これは、またオータムだな、と。

「マミーのスリッパ、どこにあるか知ってる?」と聞けば、「うん」と答え、たったったっと走っていきました。

どうやら、どこかに隠しておいたらしく。

おーたむ
あのね、トリックしたの~

 

これには、さすがの夫もため息を吐き、「いい加減にトリックは止めなさい。早く、マミーにスリッパを返しなさい」と。

このとき、わたし、階段に立っていたんです。丁度、階段の踊り場みたいなところ。

オータムがスリッパを持って来てくれるのをそこで眺めていたんですよ。

階段の手前にスリッパを置いてくれるのかな、と何となく、そう思っていました。

ギフテッドチャイルド・ジャーナル ホームスクーリング 

イメージ画です。本物はこんなに可愛らしいものではありませんが....

ところが!

あの子、ぱっとスリッパを宙に放ったんです。まるで雪遊びでもしているかのように。

くるくるくるっと弧を描いて踊る、わたしのスリッパ。

「だからね、」

その瞬間、体が大きく揺れて、気づいたときには、自らの悲鳴と共に階段から落ちていました!

自分でも、何が起こったのか分かりません。

「だからね、」と言ったとき、自分の右足がどこにあったのか。ただ滑ったのか、右足で踏みしめる地点を誤ったのか、上体のバランスを崩したのか。

そこは、記憶に無いんです。あるのは、娘があんな風にスリッパを放るのは、自分としては想定外で、軽いショックを感じたということだけ。

どうやったら、あの状況で階段から落下できたのか....。

わたし、「そういうときには、スリッパを揃えて、階段の下に置いてあげるものなの」と言うつもりだったんです。

それ以外のことには、全く意識が行ってなかったんでしょう。

わずか五段でしたが、がくんがくん、と一段一段に腰を強く打ち付けて落ちていきました。たまたま、体が左側を向いていたため、右の肩甲骨から左の腰にかけてを強打したようです。

思わず、自分の口から漏れてしまった嗚咽。

それは、打ち付けた痛みのせいなんかではなく。

落ちたことへのショックと底無しの無力感。そして、自分自身に対する憐れみ。

実家の母はすでに失く。どんなに泣き言を言いたくとも、相談したくとも、自分自身の子供時代のことを聞きたくとも、それは叶わない...。

なのに、自分が育てている子がこうも手の掛かる子であることを嫌というほど味わわされて、こういう子を一人前に育て上げなければならないのか、とある種の絶望感とやるせなさを感じてしまったんでしょう。

「わたしのせい?! わたしのせい?! ごめんなさい、ごめんなさい。マミー、大丈夫?! マミー、起きられる?!」

後ろでわーっと泣く娘の声が聞こえました。

体は動いてくれました。でも、口が思うように動いてくれません。嗚咽しか漏れてこないんです。

その代わり、夫がオータムを諭します。

「今は、マミーが一番心配だから、オータムは静かにしていなさい。静かにできないのなら、二階に行ってなさい」

見れば、夫も涙ぐんでいました。

連日、娘のことで奮闘させられているわたしたち。娘が生まれて以来、気が休まる日なんて、ほとんど無く。

いつもいつも、自分たちなりに、娘を理解しよう、娘を導こうと試行錯誤し。様々な感情に揺さぶられながらも、娘に愛情を注ぐことを一番に考え。

ああ、この人ってば、同志なんだよなあ....。

例え、誰一人、わたしの気持ちを分かってくれなかったとしても、この人だけは同志で、娘を育てることへの責任感と数々の喜怒哀楽とを全て共有してくれている人なんだよなあ....。

だから、わたし、別に孤独っていうわけじゃないんだよな、何も一人であの子を育てなければいけないっていうわけじゃないんだし、ちゃんと同志がいるんだから....。

ふと、そんな風にも思えたのでした。

 

脳内キャラさら相談員
いえね、階段、上から五段落ちただけにしては、随分メロドラマチックじゃないですか。何も、吉良を倒そうとか、革命を起こそうとか、そういうことじゃないんでしょ?
さらさ
す、すみません、つい...。

 

気持ちの落としどころ

でも、本当に痛かったんです! って、そうじゃなくって。

わたし、階段から落ちたことなんて、過去に1度あっただけなんですよ。←え、あったのか?!

高校生のときに、何かで急いていて、実家の階段からつんのめって。

それが今回、自分の右足がどこにあったのか分からない、覚えていないなんて、普通じゃないです。それほどまでに、娘のしたことに全意識を取られてしまっていたっていうことなんですけど。

「トリックはもう止めなさい。打ち所が悪かったら、笑い事じゃすまなくなる。ちょっとぶつけただけで、治ってくれるなら、まだいい。だけど、大怪我をしたり、酷ければ、そのまま死んでしまったり。そういうことになったら、もう、取り返しがつかない」

「はい、ごめんなさい....。マミーが階段から落ちたのは、わたしのせい....?」

「全部というわけじゃない。だけど、オータムがちゃんとスリッパを揃えて置いてあげたら、そもそもスリッパを隠したりしなかったら、こういうことにはならなかった」

頭の向こう側から聞こえてくる、神妙な声の夫と娘。

ようやく、わたしの気持ちも落ち着き、夫に助けられながら、のろのろと上体を起こしたとき、娘がぱっと飛び込んできました。

「ごめんなさい、マミー。本当にごめんなさい。わたし、マミーを傷つけるつもりなんて無かったの。もう大丈夫? 本当に大丈夫? どこも痛くない?」

いや、痛いよ。メチャクチャ痛い。階段から落ちて、痛くないなんてこと、絶対ないから。

でも、真っ赤に泣きはらした目で、ぎゅーってハグしてくる娘を見たら、「もう大丈夫よ」って言うしかないじゃないですか。

やっぱり、笑顔を見せてあげるしかないんです。

 

親子の関係を例えると

思うんですけどね、親子の関係って、月の満ち欠けと潮の満ち引きの関係に似てるよなあ、と。

ときに、親の側が月になったり、潮になったり。そこには、ちゃんとした相関関係があって、お互いがお互いに影響し合って。

 

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月の満ち欠けと潮の関係

そりゃ、娘のことでは色々あります。わたしなんて、怒ったり、泣いたり、喚いたり。

でもね、親って、結局は、我が子の状況には無関心ではいられないんです。

わたしも、娘の泣き声に驚いて、キッチンで物を落とすことが多くなりました。これって、夫に対しては起きたことなんて無いんです。本当に、娘に対してだけです。

夫のことを考えていて、階段から落ちたことなんて一度たりとてありません。←きっぱり。

でも、娘のことでは、包丁も落とすし、自らが階段から落ちたりもします。わはは!

切っても切れない絆って言うんですか? 包丁で切っても切れないし、階段から落ちてもびくともしない絆です。

親から我が子への気持ちって、永遠の片想いに近いのかな...。

 

ギフテッドチャイルド・ジャーナル ホームスクーリング 親子 母娘

永遠に片恋のよう....

うちのオータムのような我の強い子相手では、つい、イライラさせられることも多いです。

こちらの意図を分かってもらいたくて、押したり、引いたり。ときに、ヘレン・ケラーとサリバン先生のように格闘することさえも。

なのに、例え、親の気持ちが思うように通じなくとも、諦めることもできない。

どこまで行っても、心配で心配で、気になって仕方がない存在。

それが、娘、オータムなんです。

 

その日の午後も

わたしが階段から落ちた、その日の午後でさえも、いつものように溌剌とトリックを仕掛けていた娘。

さらさ
ま、また仕掛けたのか、トリックを?!

 

もう、懲りないと言うのか....。

さすがに、わたしのスリッパは放っておいてくれるようになりました。

でも!

ホームスクーリングの最中、わたしがお手洗いに行こうものなら、出てきたわたしの顔に向けて、ぱっと懐中電灯を照らしてみたり。

おいおいおい!

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懐中電灯をぱっと顔に当てて

オータム
きゃはは!

 

さらさ
今日もギフテッドは行く、ってか?!

 

逃げ足だけは、速いんですよ、あの子....。本当に疲れます....。

 

更紗
ギフテッドの特徴に、早い内からユーモアのセンスが発達している、というものがあります。

果たして、娘のこれがユーモアのセンスに当てはまるかどうかは別として、楽しいこと、面白いことを自ら好んで探しにいくことは確かです。

他にも、最近のギフテッド研究で脚光を浴びているasynchrony/アシンクロニーのコンセプトが当てはまるのかな? 辞書で調べてみますと、非同期性とか、非同調性とかいう聞き慣れない言葉が並びます。

これ、要するに、知能面は早熟であっても、身体、情緒面がまだそれに追いついていないことで起こり得る問題のあれこれのことなんですけどね。

例えば、大人が驚くような、老成した口の利き方をしたかと思えば、次の瞬間には、非常に幼稚なことをしでかしたり、癇癪を起こしたりする。それも、しばしば、同い年の子供よりも酷いレベルの癇癪だったりするわけです。

このアシンクロニーも、EG、PGなど、ギフテッドのレベルが高くなればなるほど、それに比例して、激しいものになっていくと考えられています。

 

まとめ

更紗
終わりの見えないギフテッドの子育て。ギフテッドの子にギフテッドならではの特有のニーズがあるように、その親にも特有のニーズが存在します。

それは、同じようにギフテッドの子を育てている親御さんと気持ちや悩みを共有することだったり。一人、傷ついた羽を休める時間だったり....

オータム
えぇぇっ? マミーには、羽があるの?! わたしもほしい、わたしも羽がほしい!
更紗
だから、それはものの例えでね....

娘の度を越す好奇心や我の強さ、情熱、エネルギーは、まるで、赤々と燃える炎のよう。強い光を放っています。

親としては、この炎の光と熱とを消すことなく、コントロールしてあげること。そして後に、娘本人が自分でコントロールすることが出来るように教えること、導くことがカギだと思っています。

炎は、それ自体、有益且つ、美しい存在でしょう。暖炉の中で揺らめき、薪を燃やしてくれている限り。あるべき場所に収まっている限りは。

でも、一旦、その火が勢いあまって暖炉を飛び出してしまったら、家屋とそこに住む人をも?み込んでしまう危険性すらも秘めているんです。

オータム
火? 炎? 羽? あーっ、それって、フェニックスのこと? フェニックスのことでしょう?
更紗
いや、そうじゃなくってね、

 

さらさ
や、やっぱり、転転結、いや、転結転結だったんじゃないのよぉ~っ!

 

そして、今日も体を張ってギフテッドの娘を育てる母であります。

 

さらさ
先日の打ち身がまだ痛みます.....。

 

 

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