クリスマスの朝に欠かせない、クリスマス靴下。
これ、英語では、「Christmas Stocking/クリスマスストッキング」と呼んでいます。
クリスマス靴下って、アメリカの伝統では、通常、暖炉上のマントルピースに吊る下げられるんですね。

クリスマス靴下の伝統的な飾り方
もちろん、暖炉やマントルピースが無い場合もあります。
そんなときには、ほら、こんな風に窓から吊る下げたり、コートラックや階段柵に掛けたりも。

窓から吊るすと、また別の趣が
クリスマス靴下に入れるもの
このクリスマスス靴下なんですけどね、アメリカでは、この中に小さなプレゼントを複数入れておくのが慣わしなんです。

靴下には小ぶりのものを
男の子ならば、ミニカー、キャラクターグッズ、文房具他、お菓子類。
女の子ならば、アクセサリー、お人形、コスメ、文房具他、お菓子類かな。
これ、実は、大人にも応用できるんですよ。
お父さん、お母さんのクリスマスストッキングも、子供たちの靴下と一緒に並べて吊るしておけるんです!
その中身ですけど、お父さんへのプレゼントならば、そうですね、それこそ靴下とか、キーチェーンとか、日曜大工用のツールとか? 他にも、CDやDVD。
お母さんの場合には、もっと簡単かな? 口紅やボディークリーム、バスボム。皮手袋とか、スカーフなんかもいいですね。後は、紅茶とか、キッチン小物とかね。←夫よ、聞いてる?
英語には、「Christmas Stocking Stuffers/クリスマスストッキング・スタッファーズ」という言葉まであるほどで、つまり、この靴下の中に入れるプレゼントに丁度いい、小ぶりで安価な商品を意味しているんです。
お店によっては、「こんな商品はいかがですか、クリスマス靴下にそっと忍ばせておくのにピッタリですよ」のメッセージを込めて、「クリスマスストッキング・スタッファーズ・コーナー」を設けていたりもするんですよ!
便利でありがたいのはもちろんですけど、さすが、アメリカと言いますか、徹底しているなあ、と。
売り手も、買い手も、クリスマスプレゼントにかける情熱が半端じゃないようです。(笑)
本命プレゼントを置く場所は
でもね、このクリスマスス靴下の中に入っているプレゼントは、言わば、プレビューであり、料理に例えるならば、前菜+スープの位置付け。
本命プレゼントの数々は、何と言っても、クリスマスツリーの下に置く、と相場が決まっています。きっぱり。
大抵、かさばりすぎて、クリスマス靴下の中には入れられませんからね。

本命プレゼントは、ツリーの下に!
実際のところ、各家庭のクリスマスツリー周辺は、それは華やかですよー。
何しろ、色とりどりのラッピングペーパーとリボンに飾られたプレゼントがいっぱい並びますからね。
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我が家にも、娘のためにオーダーした商品がぽつぽつと届き始めています。
もちろん、本命のLEGOセットも!
ブラックフライデー前の突然のプライスダウンでそそくさとオーダーを入れたんですよね。
クリスマス当日の本番を前に
クリスマス当日には、いくつものプレゼントが綺麗にラッピングされて、クリスマスツリーの足元に集合します。
本来ならば、クリスマスイブの夜を待たずとも、クリスマスプレゼントが届く度に、クリスマスツリーの下にいち早く置いていくものなんですね。
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ほら、少しずつ増えていくプレゼントを前に、こちらのワクワク・ドキドキ感だって募ろうというもの。
それだって、クリスマスシーズンならではの醍醐味と言えなくもないんですけど。
でもね、正直な話、うちのオータムがそんな状態でクリスマス当日まで我慢できると思います?
いや、あの子には絶対に無理だろう、ってことで、我が子をよく知る親自らが誘惑をシャットアウトです!
今は、娘の目に触れないよう、素の状態でクローゼットの奥深くに隠してありますとも。ぷぷぷ。
毎年、クリスマスシーズンに入ると繰り返されるオータムとの会話。






マミーとダディーだって、ゆっくり寝てたいしね。
だってねー、毎年、クリスマスイブには、クリスマスフェアリーに変身する予定の夫とわたし。
いくつものラッピングペーパー片手に、夜なべをしなくっちゃいけないってことは、もう、最初から分かりきってますから。
ここ何年か、ずーっと同じ作業をしているおかげで、ラッピングの腕前もそれなりに上がってくれたんですよ。
最初の頃なんて、四隅がプカプカしていたのに、今なんて、ピタッとスキがありませんから。(笑)
クリスマスランドでの、わたしたちのフェアリーランクも上がってくれたんじゃないかしら?
何だかんだ言ったって、今年もクリスマスフェアリーに変身するのが、案外、待ち遠しかったりして?

我が子の笑顔が親の糧
だってね、プレゼントの向こう側に、娘が大喜びする顔が見え隠れしてくれるから。
今年も、25日のクリスマス当日の朝、オータムのとびっきりの笑顔と出会えるといいな。