いよいよ12月、子供たちがワクワクするクリスマスが迫ってきましたね。
クリスマスシーズンの到来を正式に伝えてくれるアドベント(日本語では、降臨節とも、待降節とも呼ぶ)も、すでに始まっています。
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アドベントカレンダー☆おしゃれな中身で手作りクリスマスプレゼント
アドベントカレンダーって、ご存知ですか? まだ、さすがにサンタクロースやクリスマスツリーほどには知名度はないものの、最近はクリスマスシーズンが近づくにつれ、ちらほらと耳に ...
アドベントって、毎年、クリスマス当日を含まずに、遡ること日曜が4回という数え方をしますから、2017年のアドベントは12/3(日)が始まりの日ということになるんです。


アドベントキャンドル
クリスマスプレゼントはサプライズで
アドベントに入って、クリスマスが近いことを肌で感じるせいか、我が家でも娘のオータムがテンションを上げています。
あの子、普段は最初に口をついて出るのは英語だというのにも関わらず、ここぞとばかりに少々たどたどしい日本語でもって、アピールしてくるんですよ。
「オータム、ちゃーんと、いい子にするよ。がんばるよ」
オータムの年齢ともなると、母親の心を動かすツボをしっかり抑えているようです。
そんな娘の気持ちを知ってか知らずか、本日も、娘のためにオーダーしておいたものが到着してくれました。
アドベントって、親の側にも、無理やり、気合を入れてくれるみたいですね。(笑)
アメリカでは、綺麗にラッピングされたプレゼントって、クリスマス当日までクリスマスツリーの下に置いて飾っておくのが習慣なんですね。

あんまり早く置き過ぎますとね、特に小さな子供の場合、「見たい!触りたい!」の誘惑に勝てないですからね。
それこそ、プレゼントごと、ぶんぶん振られて、中のものが壊れても困りますし。
でもねー、たどたどしい日本語で、毎日アピールしてくる娘の期待に応える意味でも、プレゼントを2-3点、部屋のどこかに隠して宝探しスタイルにしてもいいかなあ、と思っています。
これ、我が家では、娘のバースデーのときによくやる遊びなんですね。一度、試しにやってみたら、本人、クセになってしまって。ぷぷぷ。
ヒント片手に、問題を解いていくのって、ちょっとしたシャーロック・ホームズごっこみたいでしょ?
あの子の場合、朝起きて、特別なドレスに着替えて、わくわくしながらプレゼントを探すのがお気に入りなんですよ。
独特の焦らし感、サプライズ感が何とも言えないようです。(笑)

だって、マジカルな時間だから
ただ、全てのクリスマスプレゼントをツリーから離して隠してしまうのは、やっぱり、クリスマスならではの趣に欠けてしまいますからね、これはと思えるプレゼント、我が家の場合には、娘が欲しがっていた本命のLEGOセットがいいでしょうね。
他にも、あと1つ、2つくらいかな。

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とっておきのお楽しみルール
さて、この宝探し、低学年の子相手には、範囲を限定した上でプレゼントを隠して探させるという単純な遊びでも十分楽しめますが、もう少し大きなお子さんには、もっと本格的なゲームにしてみるといいですよ。
スタートからゴールのプレゼントに行き着くまでに、何枚かヒントを書いたカードを隠しておく、というシステムなんです。

宝物探し、頑張ります
例えば、途中、「アイスクリームって、冬でも食べたくなるよね!」という、「次のヒントは冷凍庫にあるよ」と示唆したカードがあったとします。
冷凍庫を開けると、また別のヒントを記したカードがあって、という具合です。
最後のカードにプレゼントの場所を示すヒントを書いておくわけです。
ゴールのプレゼントに行き着くまでに、どんな内容のヒントカードを何回探させるかという点は、お子さんの年齢や性格にもよると思います。
親御さんがその辺り一番詳しいと思いますので、お子さんにマッチしたヒントを作ってあげてください。
サンタさんからのプレゼントという場合には、それに見合うマジカルな雰囲気のするカードを作ってあげると更に盛り上がってくれるんじゃないかな。
カードにシールを貼ったり、スタンプを押したり、ラメ入りのペンを使ってみたり。
ガーリーな女の子用には、ゴールドやシルバーの王冠スタンプに、ピンクのラインストーンを貼り付けてあげたりすると、それはもう、ゴージャスだったり!
まさに、お父さん、お母さんの腕の見せ所です!
サプライズは大人だって楽しめる!
あと、これってば、大人でも楽しめてしまうんですよ。←経験者は語る。
実はですね、過去、夫にもしたことがあるんです。
本格的、且つ遊び要素も同時に取り入れて、わたしが何をしたかと言いますと。
クリスマスイブに、わざわざ夫のメールアドレスにクリスマスEカードを送って、そこに、「このチャレンジを受け入れる気がある? Yesの場合には、クリスマスキャロルを1曲歌うことで意思表明しなさい」みたいな文面を書いた記憶が....。
もちろん、あの人、歌ってましたよ、クリスマスキャロル。(笑)
で、当日、何らかの方法で最初のヒントカードを渡したんですよね。
夫、そこから必死に次なるカードを探しに走っていました。
家中、夫が行ったり来たりしているのを紅茶片手にのほほんと眺めているわたし。(笑)
何十分かの葛藤の後、とうとう最後のヒントを探し当てた夫は目的地へ向かって走っていきました。
階段を3段飛びしていったんじゃないでしょうか?
「うわーっ!」という声が響いたのは、その数秒後。
思いがけない場所に隠されていた、有名交響楽団のコンサートチケット3種。いずれも、S席のかなり良い場所です。
クラシック音楽好きの夫のために、結構な金額を費やして取ったんですよ。
演目も夫の好みを考慮して、ベートーベンの「エロイカ」や、ホルストの「惑星」、これにバイオリニストのジョシュア・ベルだとかね。
何という涙ぐましい努力。げらげら。
わたしもクラシック音楽は好きですし、本来ならば、一緒に行くのがカップルとしてはスマートな方法なんでしょうけど、さすがに予算がありませんでした。わはは!
まあ、悪いけど、一人で行ってね、とメモ書きも入れておいたんですけどね。
でもね、本人、大感激してましたよー。
もう何年前の話よ? となった今でも、そのときのクリスマスプレゼントのことをよく思い出しては、「嬉しかった」と語ってくれます。
それほど、インパクトが強かったってことなんでしょうね。
ですので、この宝探し、老若男女行けますよ。わたくし、更紗が保障いたします!
しーっ、たった一つの注意点
ただですね、この宝探しゲームには注意点が一つだけ、ありまして。
これって、探す側にとっては、なかなかの労力なんです。
それだけに、自ずと期待感も募るわけで。
だからこそ、宝探しをさせる側は、絶対にその期待を裏切ってはいけません、これですね。
そんなわけで、本人のワクワク・ドキドキに見合ってくれるように、お宝にはそれなりのものを用意しておいてくださいね!
間違っても、大の大人相手に¥500の駄菓子パックとか、そういうウケ狙いはダメですよ。きっぱり。
正直、子供にも通用しないと思います。
そんなウケ狙いをするくらいならば、この宝探しゲームはやらない方が無難です。
つまりですね、裏を返すと、この宝探しゲームには絶大な効果が望めますよ、ってことなんですね。
やっぱり、お子さん相手には、本人が本当に欲しがっている本命プレゼントがお勧めですよ!
うちの場合は、くどいですが、今回は例のLEGOセットがメインになろうかと。
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あなたのサプライズクリスマス
宝探しで見つけた、とっておきのプレゼントだからこそ。
一生懸命、家の中を探しに探して、手に入れたプレゼントだからこそ。
大人になっても、ずーっと忘れられない、とっておきのクリスマスの想い出になってくれるはず。

とっておきのプレゼントだから
みなさまに、ハッピー・アドベント! そして、メリー・クリスマス!


