本日は、アートクラス3回目。
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アメリカでホームスクーリング☆美術のカリキュラムはアートクラスで
我が家では、夫婦で話し合った結果、娘にホームスクーリングを行っています。 あの子がキンダーガーテンのときから始めて、今、2年目。 低学年の内は、基本、自前で何とかなるもの ...
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こんな親が子供の才能を伸ばす☆将来の夢と可能性を無理なく育む方法
「自分の子供をよく観察しているとね、その子の得意・不得意や才能が見えてくるから、親は子供の行きたがっている方向にさり気なく後押ししてあげるだけでいいのよ」 光に射す方角に ...
娘の希望もあって、ホームスクーリングの美術カリキュラムとして試しに取り入れてみたアートクラスなわけですが。
当の本人は、毎回、喜んで出掛けていっています!
通わせてあげて、本当に良かった!
このアートクラス、先生が2人に7-8人の生徒数で、こじんまりしているんですよ。
娘の場合、こういったアクティビティーでは、10人を超えてしまうと苦手意識が働くようなんですよね。あまり、大所帯は好まないみたいで。
このくらいの少人数ですと、本人にとっても非常に居心地がいいようです。
それに、先生が2人付いてくれるので、クラス内でしっかりと指導も行き届いてくれて、生徒一人一人が先生と質問したり、お話したり、笑い合ったりが出来るんです。
親密なクラス作りとでも言うんでしょうか。この、ほんわかとした空気のおかげで、クラスが終わってからも、娘が他の子たちと楽しそうに会話をしている姿を目に出来ました。
ホームスクーリングでの社会性
こういう人との係わり合いの時間も、ホームスクーリングには貴重な要素になってきます。
娘をホームスクーリングをしているというと、まずは社会性を心配してくれる人も多いのですが、娘の場合にはダンスレッスンやアートクラスでのアクティビティーはじめ、サンデースクールやバイブルスタディーにも出掛けていますので、そういうところで社会性や社交性を養うようにしています。
要は、親がしっかりと枠組みを作った中での友達付き合いだったり、社会性、社交性なわけです。
決して、誰でもいいというわけではなく。
悪い影響が入ってくるのも、友達を通じてというケースが多い中、親としてはその辺り、ナイーブなままではいられないぞ、という気持ちでいます。
アートクラスでのプロジェクトは
というわけで、今回は地味にアートクラスの模様を少しだけ。(笑)
第1週目と第2週目に行ったことのブラッシュアップのはずなのですが、こんな風に変遷を遂げていましたよ。

この粘土作品が
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こんな風に
粘土を焼き、その乾いたものに色付けしています。何でも、再度、焼くみたいですね。
目が入って、やっとネズミらしくなったと言えます。
赤ちゃんネズミはピンクで塗られていまして、何と言うか、生々しい? 確か、ハムスターの赤ちゃんがそういう色なんですよねー。

ウルフ・カンにインスピレーションを得た絵が
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

こんな風に燃える木々に変身....?!
一方、こちら。聞けば、一心に塗りたくっていたようです。
一瞬、ゴッホを目指すのか?!と思わなくもないのですが。
ここで表現されたものとはいったい???
でもね、先生の「自分を好きに表現することがアートの最初の一歩なのよ」の言葉に救われました。(笑)
こういうポジティブなコメントは、ホームスクーラーにとっては非常にありがたいものです。
先生もおっしゃっていたのですが、ご自身が小学生の頃、美術の先生が厳しく、「アートとはこうあるべきもの。君のは、アートとは言えない」みたいなコメントをもらって、それは傷ついた、と。
確かに、テクニックやスキルは、将来、必要になってくるものではあるけれど、今は自由に自己表現することが何よりも大切だと、そんな風に言ってもらえました。
娘が、このアートクラスを楽しめている理由、先生のことを好きだと言っている理由が分かったような気がしました。
まずは、ありのまま自分を受け入れてもらえることが重要なんですね。テクニックはその後のこと。
なるほどなあ。
ホームスクーリングをする上で、他の教科にも通じる本質ですね、これってば。
まずは、得意・不得意、関係なく、そのままの娘を受け入れ、その上で得意なことは伸ばしてあげ、苦手なことは少しずつ軌道修正して、克服していく。
当たり前のことのようで、実際の現場ではなかなか、これが出来なかったりするんですよ。
ホリデーシーズンが近づいてきて

アートクラス建物でもクリスマスのイルミネーションが...
アートクラスを後にすると、こんな風にささやかなイルミネーションが飛び込んできました。
もう間もなく、本格的なホリデーシーズンに突入ですからねえ。
このイルミネーションに気を良くしたのか、どうやら、娘の心にスイッチが入ったようですよ。
その夜は、暇さえあれば、ずーーーっとクリスマスツリーやプレゼントの絵を描いていました!
ハロウィーンが終わってからというもの、ぐずぐずと泣きべそばかりかいていた娘ですが、ハロウィーンのことは一旦、棚上げにして、感謝祭を飛び越え、今はひたすらクリスマスに目を向けることに決めたようです。
この立ち直りの早さが無性に愛しいのよねー、と感じる母であります。(笑)
そろそろ、娘のクリスマスプレゼントも考えなくては!